山口市議会 2020-09-15 令和2年第4回定例会(3日目) 本文 開催日:2020年09月15日
とりわけ、都市型温泉である湯田温泉は温泉地としての憩いと集積した飲食店があり、こうした現代の湯治場機能と相まって、ワーケーションの可能性を大いに秘めていると認識いたしております。
とりわけ、都市型温泉である湯田温泉は温泉地としての憩いと集積した飲食店があり、こうした現代の湯治場機能と相まって、ワーケーションの可能性を大いに秘めていると認識いたしております。
さらに、1372年に渡来した明の趙秩がつくったと言われます山口十境詩の中にも登場するなど、その歴史は室町時代までさかのぼり、江戸時代には長州藩御用の湯治場でございます湯田御茶屋が置かれ、また幕末には維新の志士たちが湯田温泉の地を訪れたという歴史や文化もございます。
その議論の中で、前市長からは俵山スパスタジアムの利活用につきましては、俵山温泉街の湯治場の原風景や泉質など観光資源、スポーツ競技や観戦などのスポーツ振興、そして、地元食材を使った食文化、これら温泉とスポーツと食を組み合わせ、お互いの相乗効果を図ることで交流人口や宿泊客の増加や満足度の向上を図る必要がありますと答弁され、更に幼年から高齢者まで幅広い年代が利用できるスポーツの各種大会やイベント等の誘致や
俵山温泉につきましては、1,100年の歴史に加え、泉質の良さと効能により全国平成温泉番付で西の横綱とまで評価され、木造旅館が軒を連ねる温泉街には、湯治場の原風景とも言うべき風情が残っております。 また、先般、俵山温泉の街並みと湯治文化が、一般社団法人クールジャパン協議会の主催する「COOL JAPAN AWARD 2019」を受賞致しました。
大分県竹田市では、竹田式湯治の取り組みについて視察を行いました。当市では、「温泉新時代を開く」をスローガンに、近代医学の発展や社会構造の多様化に伴う湯治文化が消滅した今、改めて、温泉療養の先進地でありますドイツ、バート・クロツウィンゲン市との都市間交流を通じ、予防医療と健康づくり、長期滞在による新たな観光振興に積極的に取り組んでいます。
そして、俵山については湯治場の原風景としたものができていく。そして、仙崎にはいわゆる昭和を感じるノスタルジックという言い方いいかどうかは知りませんけれども、それと金子みすゞさんが育った息吹が感じられる、そういったものがまちなみ整備の中で発言できたらなという思いを持っておりますから、今後とも市民の皆様方、そこの方々と一緒になって、まちづくりを知恵を出しながら進めて参りたいと思います。
◎観光課長(長尾正勝君) 議員御指摘の休憩所の問題につきましては、近年、長期滞在型の湯治から日帰り型の湯治にシフトしてきた温泉客の動きの中で当然考えていかなければならない課題として捉えております。 市と致しましては、まずは既存施設の有効活用が必要と考えております。
地元では、全体構想で示された異業種による新たな湯治場の魅力を創出するため、経済産業省の事業採択を受け、観光客動向調査を行った結果、温泉街に食事処や憩いの場を求める声が多いこと、温泉客の3割程度しか温泉街で消費行動がされていないことなど、現状の課題が浮き彫りとなりました。
そして、その時のお客さんは湯治客で、お年寄りの方々が少し歩いておられた。 しかし、その後、年々そうしたポイントを線でつないだ線上に、小さなお店が張りつき始めました。張りつき始めたから人が来だしたのか、人が来たからどんどん張りついていったのかわかりませんが、今日においてはその線上の中の面に、びっしり小さな店舗がつくられており、その外の面にもどんどんと店舗が張りつき始めております。
次に、俵山地区の観光振興では、大学教授によるモニター調査等を通じて、温泉力、還元力のすばらしさを再発信され入浴客が増加したほか、湯治場の原風景が残っている町並みの中に、新たな魅力として湯治テラスの整備に着手され、この春オープンする予定であります。また、空き旅館の再生活用に向け、この3月下旬には見学会を行う予定としております。
俵山温泉では、この春「湯治テラス」がオープンし、温泉街に新しい魅力が加わります。こうした動きを更に加速していくため、温泉街の景観を大切に守りながら、新たな活力を導入する空き旅館の再生・活用に向けた取り組みを推進します。 今、市内で最も注目を浴びているのは、元乃隅稲成神社です。
次に、「俵山温泉街の湯治場としての再整備」です。 俵山温泉は、1100年の歴史に加え、泉質のよさと効能により「西の横綱」とまで評価され、木造旅館が軒を連ねる温泉街は、湯治場の原風景とも言うべき風情が残っています。 こうした国内でも希少な景観を大切に守りながら、空き旅館の再生・活用に向けた取り組みや後継者対策など、俵山温泉の湯治場としてのブランド化とまちの活性化を推進します。
ですから、今そこに手を打たなければいけないという思いと、そして日本の湯治場の原風景とも言うべき俵山が、なくしてはいけないという強い思いであることは間違いございません。 ○議長(岡﨑巧君) 重村議員。 ◆5番(重村法弘君) この行動計画がつくられたときにも、同じことを市長言われたと思うんですが。改めて、呼び覚ます意味で今言って頂きましたけど。
しかしながら、本市が、幕末・明治維新の激動の中で、歴史上大きな意味を果たしてきたことや藩庁の移転とともに、明治維新の志士たちが、山口を拠点として維新を成し遂げていったこと、その藩庁移転を極秘裏に水面下で進めるための隠れみのとして湯田温泉が藩主湯治場として利用されたことなどについては余り知られていないところであります。
次に、重点施策として位置づけられている俵山地区の観光振興ですが、湯治モニターによる医学的「温泉力」の実証事業やチンドン・グランプリ、子どもかかしといった俵山ならではの固有の価値を創出とした地元主体の取り組みに対し、支援をしているところであります。
前述の湯田温泉文化保存の中でも触れましたが、大内氏の時代から、湯田温泉には市民が温泉に親しみ、湯治を行ったという文化がそもそもあるのです。市民温泉は、市民の憩い、癒し、交流、健康づくりに資することはもとより、観光客の誘致や湯治客の長期滞在など、新たなニーズや顧客を開発する点なども、大きく山口市経済の発展に寄与するものだと私は考えています。まずは、具体的な第一歩を踏み出していただきたいと思います。
2) 安心・安全対策 3) まちなか整備 ウ 阿東地域の活性化について 1) 復旧・復興状況 2) 活性化への対応 一 交流人口の創出 二 定住者受入体制 三 地域支援 19 上 田 好 寿(民政クラブ)………………………………………………… 234 ア 児童生徒の学力の向上について イ 祝日や国旗の意義について ウ 人口減少対策について エ 長州藩御用湯治場
このことを踏まえ、私はつい最近、長州藩御用湯治場湯田御茶屋の歴史を伝承する有志の会の設立に関する趣意書を見る機会がありました。この趣意書を熟読する限り、山口市の歴史文化遺産の保護・保存への取り組みと、長州藩御用湯治場湯田御茶屋跡地が、今、競売にあることを知りました。
さらに、藩庁移転のエピソードの一つである藩主の湯治の湯となった湯田温泉では、湯田温泉観光回遊拠点施設における明治維新をテーマにした企画展や回遊の促進などに取り組んでまいります。加えて、小郡都市核におきましては、交通結節・アクセス機能の強化による広域的な拠点性の向上に向けて、新山口駅ターミナルパーク整備を平成28年度の完成を目指して着実に進めてまいります。
俵山地区におきましては、科学的に証明された日本最高水準の効能に基づく湯治温泉としてのブランド化、日帰り観光客へのサービス充実やスポーツ合宿誘致施策の提供などを進めて参ります。また、俵山の古い町並みを保存し、湯治場のある美しい里として次世代に次ぐべく、温泉街デザインの調査・研究へ支援する取り組みを行って参ります。